ヒカリを持って歩いていく。

急にやってくる人生続行のお知らせ。

「もう生きてくの疲れちゃったよ。」

そんな声も聴いてくれないんだよな。この人生を持ってきた神様ってやつは。


気まぐれで、唐突で、嫌味たっぷりな人生続行。


いつも土砂降りの雨。

ぬかるんで、看板も先人の足元も滲んで見えやしない。

何?日差しも太陽も暖かさもくれないって?

なんだよ。こんなハードモードだってのに。


こんなちっぽけなライトだけじゃ、足元を覗くだけで精いっぱい。

この先の道も、人影も、手がかりも見せてくれない。


だから、周りに人がいっぱいいる真っ直ぐな道の方に行きたかったのに。

というよりも向かってたはずなのに。

劣等生は足元しか見えない。簡単に道から外れてしまう。

気づいたときには、人影も全くない。

暗闇の中を、足元だけのヒカリだけを頼りに進んできた。


だから、もうこれで満足。

劣等生はここまで歩みを進めてきただけで合格点。


だったはずなのに。

くそ。


合格か、不合格か、続行か。

私の手では決められないのだ。


私は人生続行だ。


『ヒカリを持て。』


強く生きねば。

暗闇の中、ぬかるんだ足元の中、土砂降りの冷たい雨の中。

こんなくそみたいな小さなヒカリを持って。

屍と出くわしても、外野から矢が飛んできても。


私は、強く生きねばならない。


そうじゃなきゃ、生きられない。


人間なんか、元々弱い生き物じゃないか。

独りじゃ生きていけないじゃないか。


でも、元々独りぼっちの生き物じゃないか。


強く生きていけるんじゃないか。


生きてくしかない。


目印がなくたって生きていける。

ココがどこかなんて知らない。でも生きていく。


くそみたいなヒカリを片手に歩いてく。


これまでそうやって歩いて生きてきたから。



私にも届いてしまったんですよ。人生続行のお知らせが。

この先どうなるのかもわからないのに、楽しいなんて言ってられない。

正直、見える範囲もそこまで広くない。せいぜい半径5メートルくらい。


あ~~~~、もう、将来なんて見たくもない。

というか、将来、将来って言ってるけど何年後???

小学校の時はまだ十数年の話だったから、鼻ほじって、「お金持ちになりたい~www」て言えたけど。

このヘンテコな歳になったら、そんなことも言えない。だって将来将来って言ってたのは、数年後のことだから。


人生何が正解なんてわからんもん。

これが正解やって言われて進んできた道に進んだら、危うく殺されかけた。

逃げるように向かった道は、周りから非難されるし、バカにされる。私にだってプライドはあるんだよ。

今、進んでる道はちょっと安定してるけど、いつ振り落とされてもおかしくない。


人生正解なんてないし、正味、人の人生バカになんかしてられないんですよ。

そんな事してたら、助けてもらえなくなるからね。


だって、人間独りじゃ生きられないんで。

最近は、便利な世の中になって、近くの人に聞かなくても知恵は調べられますけど。

それは、独りで生きてると錯覚してるだけで、裏側にいる見ず知らずの誰かに支えられて生きてるも同然ですから。


生きるって本当に難しいね。

人生続行なんてやだやだ。

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